Vol.32

黄金色の佐賀平野は、

人にとっても牛にとっても大切な収穫の時

稲刈りが終わった佐賀平野では、 もうひとつの収穫が始まります。

中山牧場の「藁寄せ部隊」が集めるのは 牛たちの一年分のごはん。晴れの日を逃さず、 一気に進む秋の大仕事です。

藁寄せは、 牛飼いの大イベント

 1年分の「牛のごはん」を集める、まさに腕の見せどころです。 牛にとって稲わらは、欠かせない粗飼料(そしりょう)。牧草や藁など、繊維を多く含むエサのことで、牛の胃を刺激して反芻(はんすう)を促し、健康を保つ大切な役割を担っています。特に和牛では、健康維持だけでなく、肉質づくりにも欠かせない存在です。

その舞台は

― 晴れた日の佐賀平野

四百年前頃には米どころとして知られ、佐賀県の約3分の1を占める広大な佐賀平野。9月下旬から10月までの晴れた日には、黄金色に染まるこの地に「中山牧場の藁寄せ部隊」約25人が集まります。 雨に降られると、大切な稲わらはカビが生え、すべてが台無しになってしまいます。だから、晴れた日はまさに勝負の日なのです。


「機械を止めたらいかん!」

晴天続く貴重な時期、米農家さんの稲刈り後に作業は一気に進みます。 ・藁反転、乾燥、乾かした藁を寄せる(集草) ・寄せた藁をロール化し田のあぜに集積整列 ・田から基地倉庫へ藁を移動する運搬班 ・基地倉庫で荷下ろし積込みリフト班 ・藁を玄海町まで運ぶトラック運送班 ・玄海町(牧場)でラップし最終保管する班 一連の作業がまるでリレーのようにつながる どこかが止まれば、全体が止まる。 だからこそ合言葉は―― 「機械を止めたらいかん!」

藁寄せの強力な助っ人、近隣の葉タバコ農家の皆さん。 20年超のベテランぞろいで、その手際の良さと丁寧さはまさに職人技です。スムーズな作業で いつも助けられ、安心して任せられる、 長年の信頼関係で結ばれた 頼もしい仲間です。
藁寄せの強力な助っ人、近隣の葉タバコ農家の皆さん。 20年超のベテランぞろいで、その手際の良さと丁寧さはまさに職人技です。スムーズな作業で いつも助けられ、安心して任せられる、 長年の信頼関係で結ばれた 頼もしい仲間です。
広い佐賀平野で欠かせない「藁寄せマップ」。約200軒の米農家への聞き取りをもとに毎年更新。色付きは銘柄米(さがびより、夢しずく)やもち米の田んぼ、 白は3年に一度大豆を育てる転作区画です。 このマップを基に、田んぼの状態を 見ながら次の作業を決める “青空会議”も欠かせません。
広い佐賀平野で欠かせない「藁寄せマップ」。約200軒の米農家への聞き取りをもとに毎年更新。色付きは銘柄米(さがびより、夢しずく)やもち米の田んぼ、 白は3年に一度大豆を育てる転作区画です。 このマップを基に、田んぼの状態を 見ながら次の作業を決める “青空会議”も欠かせません。


<2025年 冬>


Vol.32<2025年 冬> 黄金色の佐賀平野は、人にとっても牛にとっても大切な収穫の時

Vol.31<2025年 夏> お肉の「目録」を贈るお届け方をご提案

Vol.30<2024年 冬> 佐賀牛の歴史を受け継ぎ、繋ぐ これからも

Vol.29<2024年 夏> これからもっと、佐賀生まれ、佐賀育ち

Vol.28<2023年 冬> 玄海町の「SDGsの目標7」の取り組み

Vol.27<2023年 夏> 子育て真っ盛りの若手スタッフも増えてきました。

Vol.26<2022年 冬> 通信でお伝えしたいのはありのままの中山牧場です。

Vol.25<2022年 夏> 将来の牛飼いを夢見て、若い夫婦が玄海町にやって来ました。

Vol.24<2021年 冬> 飲食店の元気は、社会の活力です。

Vol.23<2021年 夏> 今春から新たな事業にもチャレンジです

Vol.22<2020年 冬> 私たちの玄海町にも「地域おこし協力隊員」と「素敵な家族」が来た!!

Vol.21<2020年 夏> 出来ることを一生懸命

Vol.20<2019年 冬> 私たちは、ブランド和牛である『佐賀牛・佐賀産和牛』を厳選してお届けします。

Vol.19<2019年 夏> 繁殖から肥育まで。牛たちを無事に出荷できるのも地元の協力あってこそ!

Vol.18<2018年 冬> 和牛をおいしく楽しく堪能!

Vol.17<2018年 夏> おかげさまで 中山牧場50周年、食肉販売部門20周年

Vol.16<2017年 冬> お肉のことを知れば知るほど、選び方や味わい方、たのしみ方がひろがります。

Vol.15<2017年 夏> 唐津・玄海育ちの「佐賀牛」冊子を製作しました。

Vol.14<2016年 冬> 「町のお肉屋さんを目指して!」肉の中山牧場呼子店オープン

Vol.13<2016年 夏> 「ふるさと納税」佐賀牛大変ご好評いただいてます!

Vol.12<2015年 冬> 牛の世話は母ちゃんにおまかせ!だって子育てと一緒やもん。

Vol.11<2015年 夏> 中山牧場の基礎を築いてくれた両親。

Vol.10<2014年 冬> おかげさまで、佐賀牛ブランド30周年。

Vol.9 <2014年 夏> フレー!フレー!「八重山郷里」日本初の子牛ブランド誕生。

Vol.8 <2013年 冬> 中山牧場「ひとりで楽チン!」シリーズ。第一弾完成!

Vol.7 <2013年 夏> 玄海町は修学旅行生の民泊・体験学習を受け入れ中!

Vol.6 <2012年 冬> 「和牛のオリンピック」に佐賀県代表選抜出品されました!

Vol.5 <2012年 夏> 中山牧場を『堪能できる』お店をご紹介します。

Vol.4 <2011年 夏> 石垣島は人も自然も最高! 中山牧場のスタッフ、只今奮闘中。

Vol.3 <2010年 冬> 牧場で育てた牛、その中でこれは!という牛をせり落とす。

Vol.2 <2010年 夏> うちの牧場では繁殖も行っているんですよ。

Vol.1 <2009年 冬> 秋の藁寄せは、一年のビッグイベント!