Vol.7

玄海町は修学旅行生の
民泊・体験学習を受け入れ中!
中山牧場のメインメニューは
「マイバーガーづくり体験」です。

 玄界灘に面した佐賀県玄海町は、漁業・農業主体の人口6300人ほどの自然豊かな町。4年前から関西や関東の中学、高校の修学旅行生を受け入れて、民泊・体験学習を行っています。わが中山牧場も自慢の牛肉を使った「マイバーガーづくり」などの体験学習を通じて修学旅行生たちと大いにふれあっています。

 玄海町で民泊を受け入れているのは、漁家、農家、民宿などの商家、それに一般家庭合わせて40軒ほど。それぞれが「磯釣り」「干物づくり」「玉ねぎ収穫」「イチゴジャムづくり」「豆腐づくり」など、玄海町らしい体験学習のメニュー作りに心をくだきます。

 中山牧場の「マイバーガー作り」も仲間と一緒にパテからこねて、自分で焼いて。野外で食べる自作の味は、いつものハンバーガーとは比べ物にならないおいしさだと思います。

 たった1泊のことですが、子どもたちはそんな未知の体験や地元の人たちとのふれあい、玄海町の自然から、心に残る思いでをつくってくれているようです。でも、それは地元の人たちにとっても同じこと。子どもたちから大切な思い出と共に、大きな活力をもらっているんです。「今度は子どもたちに何をさせようか?」と思い悩むのも、また楽しみのひとつなんですね。

 玄海町のこの自然の中で人と人とが交わることで、それぞれに新たなパワーが生まれる。これはすばらしいこと! 地域の活性化にもつながるこの取り組みを町全体で盛り上げ、修学旅行生だけでなく、一般の子どもたちや都会暮らしの大人たちにも広げていけたらと、今私たちは考えているところです。

〈2013年 夏〉




 うちはお父さんが漁師ですが、私は主婦なので民泊を引き受けました。1シーズン20組くらいでしょうか。ここに来た子どもたちはまず空気がきれいか、て感動するとですよ。嫁さんが夜に蛍を見に連れて行くと、初めてと感動するし、田舎体験は何もかもが新鮮。夕飯には郷土料理の押しずしやらを作ります。つまみ食いしたらいかん!て怒ると、「おばちゃんにおこられた~!」て、なんかうれしそうで(笑)。体験学習は近所の農家に分けてもらったイチゴでジャムを作ります。たった一晩泊まるだけですが情の移るとでしょう、見送る時は涙の出るですね。以前泊めた子がわざわざ会いに来てくれた時はびっくりして。抱きつこうごて嬉しかったですよ。

 うちは漁村にある民宿で、修学旅行生の民泊を受け入れています。体験学習メニューは「磯釣り」「魚さばき」「地魚のにぎり鮨作り」「地粉のうどん打ち」、正月前には「餅つき」「門松作り」など。都会の子どもたちは夜の暗闇に驚き、庭先で花火ができることに感動し、岸壁から海へダイビングして歓喜の声を上げます。田舎ではどれも当たり前のことなんですけどね。玄海町の人たちは人情に厚いので、心を開いた子どもたちが泣き泣き悩み相談をするという話も聞きました。玄海町の民泊に興味のある方は気軽にご相談下さい。



修学旅行生の体験学習で大好評のマイバーガーが、レストハウスメニューに新登場! 中山牧場自慢の黒毛和牛100%のパテに、地元でおいしいと評判のパン屋さんのパンをご用意。炭火で焼いて、フレッシュ野菜やチーズもはさんでそのままパクリ! 子どもたちも2~3個はペロリの勢いです。

1set 800円(4setからご予約ください)

マイバーガーキット/パテ用ミンチと具材、パン、チーズ、フレッシュトマト、レタス、タマネギ、調味料…


焼肉(バーベキュー)セット

お1人様 ※値段は肉質・部位の違い

2,000円 3,000円 4,000円(4,000円コースは佐賀牛)

セット内容/牛肉200g・焼野菜・本生ハンバーグ70gホルモン50g・おにぎり2個

すき焼きセット・しゃぶしゃぶセット

お1人様 ※値段は肉質・部位の違い

3,000円 4,000円(4,000円コースは佐賀牛)

セット内容/牛肉200g・野菜・おにぎり1個・うどん玉

もつ鍋セット お1人様 2,000円

セット内容/もつ100g・野菜・おにぎり1個・ちゃんぽん麺



Vol.28<2023年 冬> 玄海町の「SDGsの目標7」の取り組み

Vol.27<2023年 夏> 子育て真っ盛りの若手スタッフも増えてきました。

Vol.26<2022年 冬> 通信でお伝えしたいのはありのままの中山牧場です。

Vol.25<2022年 夏> 将来の牛飼いを夢見て、若い夫婦が玄海町にやって来ました。

Vol.24<2021年 冬> 飲食店の元気は、社会の活力です。

Vol.23<2021年 夏> 今春から新たな事業にもチャレンジです

Vol.22<2020年 冬> 私たちの玄海町にも「地域おこし協力隊員」と「素敵な家族」が来た!!

Vol.21<2020年 夏> 出来ることを一生懸命

Vol.20<2019年 冬> 私たちは、ブランド和牛である『佐賀牛・佐賀産和牛』を厳選してお届けします。

Vol.19<2019年 夏> 繁殖から肥育まで。牛たちを無事に出荷できるのも地元の協力あってこそ!

Vol.18<2018年 冬> 和牛をおいしく楽しく堪能!

Vol.17<2018年 夏> おかげさまで 中山牧場50周年、食肉販売部門20周年

Vol.16<2017年 冬> お肉のことを知れば知るほど、選び方や味わい方、たのしみ方がひろがります。

Vol.15<2017年 夏> 唐津・玄海育ちの「佐賀牛」冊子を製作しました。

Vol.14<2016年 冬> 「町のお肉屋さんを目指して!」肉の中山牧場呼子店オープン

Vol.13<2016年 夏> 「ふるさと納税」佐賀牛大変ご好評いただいてます!

Vol.12<2015年 冬> 牛の世話は母ちゃんにおまかせ!だって子育てと一緒やもん。

Vol.11<2015年 夏> 中山牧場の基礎を築いてくれた両親。

Vol.10<2014年 冬> おかげさまで、佐賀牛ブランド30周年。

Vol.9 <2014年 夏> フレー!フレー!「八重山郷里」日本初の子牛ブランド誕生。

Vol.8 <2013年 冬> 中山牧場「ひとりで楽チン!」シリーズ。第一弾完成!

Vol.7 <2013年 夏> 玄海町は修学旅行生の民泊・体験学習を受け入れ中!

Vol.6 <2012年 冬> 「和牛のオリンピック」に佐賀県代表選抜出品されました!

Vol.5 <2012年 夏> 中山牧場を『堪能できる』お店をご紹介します。

Vol.4 <2011年 夏> 石垣島は人も自然も最高! 中山牧場のスタッフ、只今奮闘中。

Vol.3 <2010年 冬> 牧場で育てた牛、その中でこれは!という牛をせり落とす。

Vol.2 <2010年 夏> うちの牧場では繁殖も行っているんですよ。

Vol.1 <2009年 冬> 秋の藁寄せは、一年のビッグイベント!